熊本弁

熊本方言の「すーすーすー」と「とっとっと」とは?意味や使い方を例文でわかりやすく解説!

なんだか、この家は、すーすーすーね

 

このように使われる「すーすーすー」という言葉をご存知でしょうか?

 

これは、熊本や佐賀、福岡など九州各地で使用されている方言です。

 

同じ単語が3回も続くのはなかなか珍しい言葉かと思いますが、他にも「とっとっと」など、熊本弁には同音が続く言葉がいくつかあります。

 

今回はこの「すーすーすー」と「とっとっと」の意味や使い方を解説します。

 

「すーすーすー」の意味

すーすーすー」は、「(風などが通り)寒い」という意味の方言です。

「すーすすー」と記載されることも多くあります。

 

 

「すーすーすー」は実は2つの言葉が合わさった複合語です。

 

最初の「すーすー」は文字通り「風などが通り過ぎるスース―」という擬音語です。

 

そして最後の「すー」は「~する」といった末尾を表す方言です。

 

この2つが組み合わさり「すーすーすー」という言葉が誕生しました。

 

熊本の方言「とっとっと」とは?

「すーすーすー」の他にも同音の羅列語は熊本弁で多用されます。

 

その代表が「この場所、とっとっと?」などのように、使用する「とっとっと」です。

 

「とっとっと」の意味は「この場所はとってあるの?」です。

 

これは「すーすーすー」よりさらに複雑で、3つの言葉が合わさった複合語になります。

 

ひとつ目の「とっ」は、「取る」という意味があり、2つ目の「とっ」は「~した、~ある」という意味。

 

そして3つ目の「とっ」は熊本弁ならではの疑問形の末尾を表す独自の表現。

 

この3つが合わさり「とっとっと」という言葉が誕生しました。

 

 

「すーすーすー」と「とっとっと」の使い方

「すーすーすー」と「とっとっと」の使い方をいきます。

 

「すーすーすー」の使用例その①

「なんだか、この家は、すーすーすーね」

標準語:「なんだか、この家は風が吹いて肌寒いね」

 

とっとっとの使用例その①

「あんた、許可もなしにあん子の写真をとっとっとーね?」

標準語:あなたは誰の許可もなしに、かってにあの人の写真を撮っているのですか?

 

とっとっとの使用例その②

「この席はとっとっとーですか?」

標準語:「この席はとってありますか?」

 

「とっとっと」と丁寧語が合わさった言葉です。

 

丁寧な表現に変えたいときはこのように文末に「です・ます」を加えるのは標準語と同じです。

 

まとめ

ここまで「すーすーすー」と「とっとっと」について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

最後にまとめておきます。

 

・「すーすーすー」とは「(風などが通り)寒い」という意味。

・「とっとっと」とは「(場所や写真など)とってあるの?」という意味

 

以上、「すーすーすー」と「とっとっと」の解説でした。

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