熊本弁

熊本弁の「なば」とは?意味や使い方を例文でわかりやすく解説!

あん木になばが生えとる

 

このように使われる「なば」という言葉をご存知でしょうか?

 

実はこれ、西日本を中心に各地で使用されている方言です。

 

また熊本県や大分県などでは「なばうち」という改まった場では使用されない一種の「スラング」としても使用されています。

 

今回はこの「なば」の意味や使い方を解説します。

 

熊本の方言「なば」の意味

なば」とは「キノコ、主にシイタケ」を意味する方言です。

キノコ全般を指すこともありますが、熊本においては、シイタケを意味することがほとんどです。

 

 

https://twitter.com/impVI_r25/status/1248582488441491457

 

また「なば」は「とても」を意味する強調語としても使用されることがあります。

 

「なばきちー(とてもきつい)」といった具合で使用されますが、どちらかといえば同じ強調語である熊本の方言「だご」が使われる地域の方が多いです。

 

もちろん「だごきちー(とてもきつい)」といった具合で使用されています

 

「なばうちくらわす」とは?

熊本や大分のヤンキーがよく使用するスラングで「なばうちくらわす」という表現があります。

 

これは「コテンパンにする、しばきたおす」という意味です。

 

「なばうち」と言うと、シイタケを栽培する目的の「シイタケの駒打ち」を意味することが熊本では一般的ですが、「駒打ちをする様子が変化したのか」、はたまた強調語としての「なば」に「打ちくらわす」という暴力的な表現が合わさり、この言葉が誕生したのか定かではありません。

 

次は「なば」の使い方をみていきます。

 

「なば」の使い方

「なば」は以下のように使われます。

 

「なば」の使用例その①

「あん木になばが生えとるけん、とってよかよ」

標準語:「あの木にシイタケが生えているから、取っていいよ」

 

「なば」の使用例その②

「なばが、いっぴゃこっぴゃ、ああ」

標準語:「シイタケがいっぱいあります」

 

「なば」を組み合わせた熊本弁の上級編です。

 

たくさんのことを熊本弁で「いっぴゃこっぴゃ」ということがあります。

 

「ああ」は「あります」の省略語です。

 

「なばの」使用例その③

「あいつぁ、なばうちくらわすぞ!」(ヤンキーなどが使用)

標準語:「あの野郎、しばきたおすぞ!」

 

「方言」かつ「スラング」というちょっと珍しい熊本弁の使用例です。あまりキレイな使い方ではありませんが…。

 

まとめ

ここまで「なば」ついて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

 

最後に「なば」についてまとめておきます。

 

・「なば」とは「きのこ(主にシイタケ)、とても(強調語)」の意味。

 

以上、「なば」の解説でした。

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