熊本弁

『さしより』とは?意味や使い方を例文でわかりやすく解説!【熊本弁】

さしより、ビールば頼んどこうか

 

このように使われる「さしより」という言葉をご存知でしょうか?

 

熊本で居酒屋などに入れば、「さしより~」とこの言葉があちらこちらで聞こえてきます。

 

とはいえ、お酒が好きなおじさんだけでなく、熊本の若い人や子どもなど老若男女幅広く使用していることが特徴です。

 

熊本で大変馴染み深い方言「さしより」。

 

さっそく意味からみていきましょう。

 

熊本弁の方言「さしおり」の意味

さしより」は「とりあえず、さしあたり、最初」という意味の方言です。

 

 

「さしより」の語源

語源は古語の「指し寄り(さしより)」です。

 

「はじめや最初」を意味する言葉で、これが熊本に根付き、熊本弁として当たり前のように「さしより」が使われるようになりました。

 

「さしより」の類義語「ごすとき」

さて「さしより」の類義語に「ごすとき」という、熊本弁もあります。

 

これは「(目が覚めて)すぐに」という意味です。

 

熊本でも、かなりネイティブの熊本人が使用する方言です。

 

「めんめん、ごすとき、よるごつしゅうかい」(標準語:それぞれで、朝起きてからすぐに集まるようにしようかい)というような、生粋の熊本人がよく使います。

 

次は「さしより」の使い方を例文でみていきます。

 

「さしより」の使い方

「さしより」は以下のように使われます。

 

「さしより」の使用例その①

「さしより、ビールば頼んどこうか」

標準語:「とりあえず、まずはビールを頼んでおこうか」

 

やはり「さしより」は居酒屋などで最も耳にする言葉かもしれません。

 

「さしより、どうしましょうか」と居酒屋での会話の切り出しは、「さしより」の割合が高いのではないでしょうか?

 

「さしより」の使用例その②

「さしより、欲しいものがありすぎて困る」

標準語:「とりあえず、欲しいものがたくさんあって困る」

 

もちろん居酒屋だけでなく、日常的に使用されています。

 

「さしより」使用例その③

「天気のよかけん、さしより植木市なっと行こばい」

標準語:「天気がいいから、とりあえず、植木市でも行きますか」

 

熊本弁の上級編の使用例です。

 

語尾の「ばい」や「たい」は、文尾の表現として、熊本ではとてもよく使用されています。

 

まとめ

ここまで「さしより」ついて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

最後に「さしより」についてまとめておきます。

 

・「さしより」とは「とりあえず、さしあたり、最初」の意味。

・熊本の居酒屋などでよく耳にする言葉。

 

以上、「さしより」の解説でした。

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