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方言の『かたす』とは?意味や使い方をわかりやすく解説!

コタツをかたす時期がきた

 

このように使われる「かたす」という言葉をご存知でしょうか?

 

「かたす」は主に東京で使われる方言です。

 

東京に住んでいる方以外はどういう意味なのかわからないかと思います。

 

今回はこの「かたす」の意味や使い方について解説します。

 

『かたす』とは?

かたす」は「片付ける」という意味です。

東京を中心に埼玉や千葉などでもよく使われています。

関西の方には通じないので注意が必要です。

 

 

『かたす』の語源・由来

「かたす」は漢字で「片す」と書きます。

 

「片付ける」→「片す」→「かたす」と転じて生まれた言葉が「かたす」です。

 

次は「かたす」の使い方をみていきます。

 

関西方言の『かたす』の使い方

「かたす」は以下のように使われます。

 

『かたす』の使い方①「コタツをかたす時期がきた」

標準語訳:「こたつをしまう時期がきた」

 

『かたす』の使い方②「あとは押入れかたすか

標準語訳:「あとは押入れ片付けよう」

 

『かたす』のSNSにおける使われ方

 

関西方言の『かたす』の類語

「かたす」の類語は以下のようなものがあります。

 

・しまう

・なおす

 

「かたす」が東日本で使われる方言であるのに対して、「なおす」は主に関西で使われる方言です。

 

「なおす」の意味は「かたす」とほぼ同じで「片付ける」という意味があります。

 

『かたす』のまとめ

ここまで「かたす」についてみてきましたがいかがだったでしょうか?

 

最後に「かたす」についてまとめておきます。

 

「かたす」とは「片付ける」という意味の方言。

「片付ける」→「片す」→「かたす」と転じて「かたす」が生まれている。

主に東京で使われる「かたす」に対して西日本では「なおす」が使われる

 

以上、「かたす」の解説でした。

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